No30.自然を愛でる心が家族のやすらぎを生む なごみナチュラル
自然を愛でる心が家族のやすらぎを生む なごみナチュラル
アイボリーの櫛引調をメインに、濃いブラウンの木目調を貼り分けたナチュラルスタイル。
南側に設置されたパーゴラは本物の木を使用した本格派。同じくウリン材で構成されたウッドデッキとともに、
木材の持つあたたかみと、生命の息吹を建物に吹き込みます。
門をくぐると玄関ホールから階段にかけて全体が吹き抜け。
暗く閉鎖的になりがちな、北側の玄関を明るく開放的に仕上ました。
また下からの眺めだけでなく、階段からの見栄えにもこだわりが。階段手摺は木の香りが漂ってくるような
存在感ある木造り。玄関収納の上場はスノコ仕上げにし、殺風景にならないよう細工を施しました。
LDKはナラの無垢材で貼られた床に、格子の建具が印象的。
集成材の簡素なテレビ台や、キッチン前の板張り壁が素朴ながらあたたかみのある空間を演出しています。
小上がりもLDKに隣接しており、格子戸で明るさを確保しつつも、内側にロールスクリーンを取り付け、
突然の宿泊客にも対応できるプライベート性を確保。一壁に設けた間接照明や、ダウンライトの井桁格子カバーが一段と雰囲気を高めます。また、黒い大理石の周りに白い玉砂利とカラフルなビー玉を敷き詰めた床の間は、格式の高い部分を重苦しくなくカジュアルに見せ、施主様の過度に飾らない人柄が垣間見えるスペースです。
ベランダは水梨子の豊かな自然を一望できるグッドスポット。
木手摺で納められており、家のイメージとぴったりマッチ。夜は幻想的に見えるよう計算して配置した照明と、
近くの川のせせらぎの音とが相まって、まるで温泉街のような非日常空間。設計者曰く『ここでの一杯は絶対味が三割増し』。
部屋数も多く確保しながらも、要所を明るく開放的に仕上げた暮らしやすい住宅です。
物件詳細
- 所在地
- 気仙沼市内
- 延床面積
- 46.80坪(1階24.92坪/2階21.88坪)
- 仕様
- 5LDK+小上がり(大壁)